「住まいと健康」~住まいから発生する病気とは~|大阪の新築一戸建てはEPOCH(エパック)シリーズの西日本住宅株式会社

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知って得する住まいの情報集「住まいの知っ得!」

「住まいと健康」~住まいから発生する病気とは~

健康で長生きするためには、毎日の生活習慣に気をつけるだけでなく、生活している空間そのものの環境も重要な要素であることが、最近の研究でわかってきました。室内の冷え、湿気、カビやダニ、ハウスダスト、化学物質など、健康を害する住まいの要因は多種多彩。健康長寿を実現するには、こうした有害な要因への対策が必要です。住まいによって引き起こされる病気には、どんなものがあるのでしょうか?

健康長寿の実現にかかわる要因とは?

■脳卒中

冬場のトイレや浴室などで、足が冷たい床に直接触れて「ヒヤッ」とした感覚が全身に伝わった時には、血圧が急に変動するヒートショックが発生。脳卒中の危険度が増すといわれています。住まいの気密性・断熱性を高めて、部屋と部屋との温度差が6℃以上にならないように、室内を広く均一に暖房することが重要です。ヒートショックは冷房時にも起きるので、夏にも同様の注意が必要になります。

■冷え性

寒い時期に暖房が十分でない室内で過ごすことを何年も続けていると、慢性的な冷え性になる可能性が高くなります。夏に冷房を効かせ過ぎる事も「いつも冬」の状態でいることになるので同様の危険があります。床暖房システムなどで足元を暖かくして、体の芯から温めることが大切です。家の中を温度差のない状態にできれば、さらに理想的です。

■アレルギー

日本では3人に1人がアトピー性皮膚炎やぜん息など、何らかのアレルギー症状に悩まされているといわれています。アレルギー性疾患の原因のトップは、家の中のダニや、その糞・死骸などからなるハウスダスト。とくに室内を浮遊する微細なダニの糞は、ダニそのものの10倍もの強さのアレルゲン(アレルギー症状・疾患を引き起こす抗原物質)になるといわれています。ダニが発生しやすい湿度は60~80%。高温多湿な住環境を改めて、40~60%の湿度に抑えるように工夫しましょう。

■シックハウス症候群

新築住宅への入居後やリフォーム後1年以内に発生する、頭痛やめまい、視覚障害、ふらつき、不眠など、様々な体の不調をいう「シックハウス症候群」は、ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などの建材や壁の接着剤、家具、じゅうたん、日用品に含まれる有害な化学物質が原因で起きるともいわれています。近年の住宅の高気密化に対して十分な換気対策がされなかったことも一因とされています。

■冬季鬱病

冬になると毎年、気分が激しく落ち込み無気力になり、外出できなくなるなどの症状が現れる冬季鬱病は、冬場の日照不足が原因。北向きの家や開口部が少ない構造の住まいなどが関係すると見られ、建築的な対策としては、電灯を増やす、壁を白く塗って光の量を増やす、日差しを取り込める方角に大きめの開口部を設けるなどが考えられます。

■花粉症

スギ花粉の飛散量は40年前の3倍に増え、今や国民の5人に1人がかかっているといわれる花粉症。微細な花粉や微粒子を完全にシャットアウトすることが困難な住まいが、その発症を助長しています。できるだけ隙間のない気密性の高い住宅にして、住まいの中にアレルゲンを入れない事がポイントです。換気システムの給気口に高性能なフィルターを装備するほか、天日干しした布団は十分に叩いてから取り込む、帰宅時には服についた花粉を払い落としてから家に入るといった日常の注意も大切です。



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