
今テレビCMなどで話題の「エネファーム」をご紹介します。CMや雑誌などで名前を聞いたり商品本体を見たりすることは多いと思いますが、エネファームっていったい何なの?という方も多いかも知れません。ここではエネファームの基本的なことを数回に分けてご紹介します。
「エネファーム」も「エコウィル」も、どちらもガスを使って電気とお湯をつくり出す「コージェネレーションシステム」です。
では、どこに違いがあるのかというと、それは発電の方法です。「エネファーム」はガスから水素を取り出し、空気と混ぜ合わせることで電気を発生させます。それに対し「エコウィル」はガスを燃料として運転する「ガスエンジン」を使って発電機を動かし、それにより電気を発生させます。(お湯はどちらも排熱を利用するので同じです。)
2つの機器の大きな違いとはこの部分です。ただし、この発電方法の違いによって以下のような差が生じます。
| エネファーム | エコウィル | |
|---|---|---|
| 光熱費削減 | 約7.5万円 | 約5万円 | 
| 一次エネルギー削減率 | 約35% | 約28% | 
| CO2削減量 | 約48% | 約39% | 
| 騒音 | 38dB | 43dB | 
※騒音以外は年間の指数です。

「エネファーム」と「エコウィル」の仕組みを図で比べると以下の通りとなります。

次回は「エネファームでできること&メリット」についてご紹介します。