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第1回
整理収納アドバイザー 西口理恵子さん

「収納の適材適所」コラム

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整理=種類別に分ける。収納=使いやすく収める。
整理収納、ちょっと本気でトライしてみませんか。

突然ですが、皆さんは「整理収納」、得意ですか?実は日本人の7割が苦手だそうで、これには2つの理由があります。1つは、モノの量が多すぎるため。例えばフライパン・鍋は10個以上あると言われており、ドイツの平均3個とかけ離れています。そしてもう一つは、習ったことがないため。雑誌やテレビの番組などでは見えないプロセスがあり、習っていないと再現できません。このコラムで「整理収納」をお勉強してくださいね!
整理=”種類別に分ける”。まずは一か所30分、「トップス・ボトムス」のように分けてみて。重複したモノが一目瞭然になり、不思議とモノが手放せるようになります。そして収納=”使いやすく収める”。収納は下記でご紹介しますね。

Point-1 リビング収納

まず部屋全体をスマホで撮影し、見えているモノを「見せたいか、見せたくないか」考え、見せたくないモノは引き出しや棚へ。引き出しや棚の中はボックス等で仕切り、例え爪切り1個でも「住所」を作りましょう。

Point-2 玄関収納

一度全ての靴を出して、人別収納を。上の段=ご主人、真ん中の段=奥様、下の段=お子様に分けましょう。男性の靴、スニーカーはかかとを手前に、パンプスはつま先を手前にすると、取り出しやすくなりますよ。

Point-3 水廻り収納(キッチン・洗面など)

キッチンは動線が命。冷蔵庫から材料を出す→シンクで洗う→切る→コンロで調理する、の順に調理グッズを”立てて”収納します。引き出し内をプラスチックカゴで仕切ると、定位置が決まり、探す時間0に。

Point-4 居室の収納

クローゼットは、床から天井まで活用!手が届きにくい棚上は、使用頻度の低い「季節外の服」や「思い出小物」をボックスにまとめて。利き手側に仕事用のON服を掛け、チェストや棚を中に入れて機能的にしましょう。

Point-5 その他

屋根裏収納は、スチールラック等の棚で空間を仕切って。年に数回しか使わない”使用頻度の低いモノ”のみ収納します。一緒に使うモノは透明のふた式ボックスでまとめると、持ち運びに便利。ラベリングを忘れずに!


西口理恵子さんのプロフィール

1979年、大阪府生まれ。兵庫県芦屋市在住。2児と夫との4人暮らし。前職は新築マンション営業・企画。新築マンションの少なく使いにくい収納に疑問を持ち、「女性の視点に立った収納しやすい住まいを」と、リビングイン収納、フル可動式クローゼット等多数企画し、多数の物件で採用される。「物を整理することで、心が整理される。」そのお手伝いをしたいとの思いが日に日に強くなり、2009年「インテリアR」を立ちあげる。セミナー・講演の受講者はのべ17,000名超(2019年9月時点)。整理収納・インテリア・美を総合した【美人収納®】を全国にて直接指導している。Blog・Instagram・Twitter等のSNS総フォロワー数1.4万人超。著書に「ずっと美しく暮らす シンプル収納の家づくり」、「捨てなくてもすっきり暮らせる50の智恵」、「毎日がうまく回り出す1日1収納の法則」、「仕分け収納術」、監修本に「収納のルール&アイディア集」。中国書籍に「宽裕的人生~21天完美收纳计划~」がある。

オフィシャルサイト https://interior-r.com/
公式ブログ https://ameblo.jp/interior-r



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